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大本山總持寺祖院様の現状について

                        令和6年1月25日

                 自然サイクル保全事業協同組合
                 代表理事 溝口 立子

   この度の令和6年能登半島地震において、尊い命が失われた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました大本山總持寺祖院様はじめ地域の皆様方に心よりお見舞い申し上げます。

 大本山總持寺祖院様では、大きな人的被害は免れ、法堂、山門、仏殿、経蔵、僧堂などの主要建物の倒壊は免れたようですが、前田利家公の正室・お松の方をお祀りした芳春院が全壊、山門に向かって右手の回廊や水屋も全壊するなど、建造物の損傷が至る所にあると報告されています。

 そして、祖院境内には国の登録有形文化財が多数あることから、むやみに瓦礫を撤去することもできず、現地の災害復旧後の詳細な調査を待たれている状況のようです。被災された祖院関係者も全員が避難所での生活を余儀なくされています。

 お正月明け以降、各地の自治体やお取引先の皆様から、お問い合わせの声を寄せていただいているところですが、このような混沌とした現地の状況を鑑み、自然サイクル保全事業協同組合では、現地への性急な問い合わせは、震災直後は控えさせていただきました。

 なお、總持寺祖院様では1月22日に事務所機能が一部復旧され、事務所と直接ご連絡が取れるようになりました。文化財のある境内は立入不可ですが、組合設置のカロートそのものは大丈夫だということ、カロートへの通路に関しても搬入可能な状態にあるということを確認いただいております。

 もちろん、祖院様の復旧状況によっては、従来通りでの日程・内容の供養会が困難な場合も想定されます。その場合には、組合として実施可能な形式での供養会を企画・調整いたします。

 ご理解賜りたいと存じます。

 事情変更の場合には、改めて逐次ご報告させていただきます。

                            合 掌


◆總持寺祖院様宛の支援金のお申し出につきましては、下記をご覧願います。

令和6年能登半島地震復興協力について – 曹洞宗大本山總持寺 (sojiji.jp)


◆總持寺祖院様の被害状況に関しては、下記をご覧願います。

令和6年1月5日 大本山總持寺(鶴見)トピックス

大本山總持寺祖院の現況について – 曹洞宗大本山總持寺 (sojiji.jp)



令和6年1月17日 大本山總持寺(鶴見)トピックス

大本山總持寺祖院の現況について (令和6年1月17日) – 曹洞宗大本山總持寺 (sojiji.jp)



令和6年1月22日 大本山總持寺祖院 お知らせ

令和6年能登半島地震 | 大本山總持寺祖院 (noto-soin.jp)